エネルギーという視点で人生を生きる88.

From : 田渕裕哉(2019/07/27 07:03:19)

2019年7月27日(土)
おはようございます。今朝は暑い福岡からお届けしています。

自分が知らないということを知っている。それが賢者の証。

今日は「課題の分離」を説明するために「縦の関係」と「横の関係」を
イメージしてください。

シンプルに言うと「縦の関係」を作ると、相手を依存体質にして、
エネルギーをうばってしまうことになるということです。

一方で、横の関係を作るとは、言わば「勇気付け」です。

「自分を変える」のは、本人にしかできないことであり、
我々ができるのは、その手助け(勇気を与えること)だけです。

相手の課題を、相手が望んでいないのに、やってしまおうとするのは、
貢献をしているようで、実は「縦の関係」を作ることであり、
承認欲求から来るものなのです。

もちろん、本人は(意識上では)善意でやっているので、
エネルギーを与えよう、貢献しよう、と思いやっているのでしょうが、
この「課題の分離」ができたら、さらに提供できるエネルギーは増え、
多くの人に貢献することができます。 >>>続きはこちらから

エネルギーという視点で人生を生きる87.

From : 田渕裕哉(2019/07/26 06:18:59)

2019年7月26日(金)
おはようございます。今日は福岡でセミナーです!

神の視点で、仕事でも人間関係でも「与えること」を意識すれば、
すべてうまくいきます!

昨日の続きです。

エネルギーという感覚を理解していると「自慢」は、エネルギーをもらって、
そのまま垂れ流しているという非常にもったいないことをしている
ということが分かります。

なので、アドラーは、承認欲求ではなく
「共同体感覚」を持つことが重要だと説きます。

共同体感覚とは、自分が大きな共同体の一部であり、その感覚を持つこと自体で、
自分の存在意義を感じる(自己重要感が満たされる)ということです。

この意味は理解できますでしょうか?

もう少し詳しく説明しますね。

私はこれを説明するために「抽象度」の話をします。

例えば「犬のポチ」と「ヨークシャーテリア」を考えると
「ヨークシャーテリア」のほうが抽象度が高いですね。

たくさんのヨークシャーテリアの中に「ポチ」がいるわけですから>>>続きはこちらから

エネルギーという視点で人生を生きる86.

From : 田渕裕哉(2019/07/25 07:56:46)

2019年7月25日(木)
おはようございます。今朝は暑くなりそうな朝の千葉からです。

自分の眼次第で、状況は災難にも教師にも、失敗にも利益にも変わる。
すべてを利益に変えるためには、
運命が運んでくれるところに自分が学ぶべきものがあると信じること。

昨日の続きです。

まず、承認欲求から説明すると、
これは「相手に認められたい(否定されたくない)」という欲求です。

これの例としてアドラーが挙げているのが「自慢」です。

例えば、フェイスブックで自分の生活などを自慢しているのは、
皆から「いいなぁ」「うらやましい」と言われることで、
エネルギーをもらっていることになります。

承認欲求は、相手からエネルギーをもらいたい、
悪い言い方をすれば「うばおう」と思っているということです。

あるいは「不幸自慢」も同じだとアドラーは言います。

例えば、恋人にフラれたことをフェイスブックに書いて、
皆になぐさめてもらう、というのは、自分の不幸な出来事を使って
皆からエネルギーをもらおうとしている、ということになります。 >>>続きはこちらから

エネルギーという視点で人生を生きる85.

From : 田渕裕哉(2019/07/24 06:36:18)

2019年7月24日(水)
おはようございます。今朝もどんよりの千葉からです。

日々、お会いする人に、喜ばれることから、
生きるエネルギーが生まれます。
今日は、誰に喜ばれますか?

アドラーは過去が原因となって、現在の結果が生じるのではなく、
つまり、その人は、実は「人と接したくない(接することで傷つくのが恐い)」
と思っているから、それを回避するために、
過去の経験を使って自己正当化していると考えるのです。

アドラーの立場から言えば、人は過去に縛られているのではなく、
自分が現在に合わせた過去を定義しているだけの話であって、
逆に「今、ここ」という視点から過去を再定義して、さらに未来も再定義すると、
過去の自分、未来の自分すべてが、現在の自分を応援してくれるようになります。

(これはすなわち、体中のエネルギーがうまく循環しはじめるということです)

これがまず、アドラーの1つ目の考え方です。

非常に重要な考え方ですので、ぜひ、覚えてください。 >>>続きはこちらから

エネルギーという視点で人生を生きる84.

From : 田渕裕哉(2019/07/23 06:48:39)

2019年7月23日(火)
おはようございます。今朝も小雨の千葉からです。今日は東京でセミナーです。

今までは、いかに自分の長所を伸ばすかで、差がついてきた。
これからの時代は、さらに、いかに身近な人たちの長所が活かされるような
関わり方をするか。で大差がつく時代!

昨日の続き。

個人的には、フロイトが間違っていて、アドラーのほうが正しい。
とか、そういったことは重要ではないと思っています。

アドラーは、心理学というよりは「こうしたほうが人生良くなるじゃん」
という立場を貫いていると思います。

現実にどうこう、より「活学」を大事にしているんですね。

なので、両方の視点を持ったその上で、アドラーの立場を取ったほうが
エネルギー的には良い、というのが私の考えです。

アドラーは「過去に対して新しい意味付けを行なう(=再定義する)」
ということを言っています。

「昔、こんな嫌なことがあった、それが原因で、今はこんなことが起こっている」

これがフロイトです。

フロイトの立場は、過去に悪いこと(エネルギー的にマイナスなこと)
があったら、それは「悪いこと(マイナス)」として考え続けます>>>続きはこちらから

エネルギーという視点で人生を生きる83.

From : 田渕裕哉(2019/07/22 07:05:44)

2019年7月22日(月)
おはようございます。今朝もどんよりした千葉からです。

「できるかな」「やれるかな」じゃなくて、「あぁなってみたい」という純粋な憧れ。
純粋だからこそ、近づきたくて、自然に行動する。

憧れの人と1つになりたいという心の欲求が、私たちの成長を大きく加速してくれる。

最近「アドラー心理学」の本を再度読み返しました。

ビジネスにも関係がある話なので読んでない人のために解説したいと思います。

アドラーは、フロイト、ユングに並ぶ3大巨塔とされている心理学者です。

そしてアドラーは、フロイトとは真逆の立場を取っています。

両者の違いを簡単に説明すると、フロイトは、過去→現在、という流れ、
アドラーは、現在→過去、という流れで考えます。

フロイトは、今起こっている問題は、過去のトラウマなどが原因で起こっている、
と考えます。

例えば、幼少期に父親から虐待を受けていた女性が、それがトラウマとなり、
大人になってから男性とうまく接することができない、みたいな話です。

つまり、フロイトの考えだと、我々は過去に支配され、常に影響を受けながら、
生きているということになります。 >>>続きはこちらから

エネルギーという視点で人生を生きる82.

From : 田渕裕哉(2019/07/21 06:36:01)

2019年7月21日(日)
おはようございます。今朝もじめじめした朝の千葉からです。

高いレベルで活躍している人は、「好循環(いい流れ)」を求める
平凡な毎日を繰り返している人は、「良い結果」を求める。

多くの人は「これができて、これができる自分」
人が納得してくれるようなスキルやノウハウ、経歴や結果を得るために、
忙しく動いていないと不安であり、誇りがなくなるのが怖いのです

「何か」があるから一緒にいれる関係と、
何もないのに一緒にいれる関係は雲泥の差です。

もしその「何か」がお金だったら?スキルだったら?ノウハウだったら?
それがなくなった段階で、人は見向きもしなくなるのです。

それが怖いからこそ、新しい何かを探し求める。悪循環なのです。

だから、何もしなくても一緒にいれる人を探さなければならない。

そういう関係を作っていかなければならない。

ざわざわした自分、そんな心の状態に気づき、
自分を受け止めることが必要です。 >>>続きはこちらから

エネルギーという視点で人生を生きる81

From : 田渕裕哉(2019/07/20 06:44:12)

2019年7月20日(土)
おはようございます。今朝は蒸し暑い千葉からです。

うそ偽りない自分の姿は、自分の憧れている姿とは違うかもしれないが、
うそ偽りない自分の姿だけが、幸福に満ちた人生の道。

今日からは「ビジネス道」というお話です。

なぜビジネスの話なのにエネルギーの話が出てくるのか?

今日からは、そのなぞについて説明します。

私たちの魂(たましい)は本当は無色透明で、それだけで価値がある存在なのに、
そして決して比べるべき対象でもなにのに、小さいころから人と競争することで

「自分は相手よりも上か下か?」「優れているか、劣っているか?
そのフィルターで世界を見るようになっていきます。

上にいると感じたら、周りを見下し、馬鹿にしておごり高ぶり、
下にいると感じたら、上をねたみ、うらやみ、
自分をさげすんで自信を無くしていく・・・。

私たちは子供のころから「上にいなければならない」という教育を
知らず知らずのうちに受けて育っているのです。 >>>続きはこちらから

エネルギーという視点で人生を生きる80.

From : 田渕裕哉(2019/07/19 07:21:53)

2019年7月19日(金)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。

学びの本当の効能は、私欲を取り除くところにある。
私欲がなくなれば、あらゆる知ったことが、行いへ繋がっていく。
でもなかなか私欲がなくならないから、
古今東西、人は学び続けているわけですね。

昨日の復習ですが「分からない情報量の尺度」の事を
「エントロピー」と呼びました。

難しいですが、ついてきてくださいね。

エントロピーが大きい部屋は、分からない情報が多い、
つまり汚なかったり、散らかっていたり、統一感の無い部屋です。

エントロピーが小さい部屋は、分からない情報が少ない、
つまり、整理整頓されていて、どこに何があるのか
すぐに分かる綺麗な部屋、という事です。

これは当然、自分の販売する製品のチラシが分かりやすいか?
でも言えるし、自分の製品の説明でも分かりやすいか?で言えます

つまり、自分のエネルギーを使って、エントロピーを下げていく事で、
場のエネルギーは上がっていくのです。 >>>続きはこちらから

エネルギーという視点で人生を生きる79.

From : 田渕裕哉(2019/07/18 07:30:12)

2019年7月18日(木)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。

年に何日か、自分のための祝日を制定しよう。何月何日と決める必要はない。
いつでも必要なときにその「祝日」を楽しもう。「わたしの日」に何をする?
日の出をみる、お気に入りのカフェでブランチを奮発、お芝居をみる、などなど。

今日はエネルギーという視点を更に磨いてもらう為「意識の分散」という話をします。

これは、今まで解説してきた事の総括となる話です。

まず「場のエネルギー」というところから考えてみましょう。

そもそも「エネルギーが高い場」ってどんなものかというと「なんとなく雰囲気が良い」
とか「そこで何か作業をしたら集中できる」とか、そういった場を言います。

イメージはすぐ掴めるでしょう。

例えば、何か作業をする時、汚い場所よりも、
整理整頓された綺麗な場の方が集中できますよね。

これって何故なのか?というと、意識が分散しないからです。

以前、脳の中の小人の話をしましたが、我々はもともと、
意識にはのぼっていないだけで、潜在意識下では、色んな事を同時に考えています。 >>>続きはこちらから